育児と仕事を両立するコツ!上司をうまく取り込む2つの法則

育児と仕事を両立するコツ!上司をうまく取り込む2つの法則

子供を持つ母親が正社員として働く時、「周囲の理解」を得ることがとても大切です。

夫には家事育児を協力してもらい、両親には子供が病気の時に預かってもらう。家族でもある身内からの理解を得るのはそれほど大変ではありません。 しかし、相手が「上司」となると話は別です。

女性が働くときに弊害となる「急なお休み」これを上司はどのように理解しているでしょうか。 他人でもある上司から理解を得ながら働き続けることは意外にも大変なものです。 この「上司」をどう扱って、どう扱われるか?そんな「上司を取り込むコツ」をご紹介します。

法則1、上司に「貸しを作る」ことで自分の立場を強くする

あなたの上司の弱みは何ですか? その弱みがわかっていたら、それを利用して上司に「貸し」を作ります。 少しずる賢い方法ですが、働く女性が職場で行き抜くためはとてもいい方法です。

例えば、 「パソコンが苦手な上司」に対し、 「お忙しいようなので、その書面は私がお作りしますね」

こう言って上司の代わりにパパッと書面作成を済ませてしまいます。

こういったことをされた上司は「いや〜、助かった〜」と心の底で安堵しています。 そして「また次もお願いしようかな、こうやってずっと代わりにやってくれたら・・・」 上司は心の中で「苦手な仕事から免れるチャンス」の為に策略を練るのです。

そして次第にあなたのことを「居てもらわないと困る大切な存在」と認識するようになります。 こうなればあなたの勝ち!です。

上司にとって必要な存在になると、あなたの要望を快く受け入れるようになるのです。 子供の急な発熱、学校行事による急なお休みを承認してくれたり・・・。 上司がこう変わる理由はとても簡単です。

50代を過ぎた上司は「苦手な業務に手をつけて失敗する」という事をとても恐れます。 上司の上司、さらに上の人からこの歳になってまでグチグチ言われたくないのです。 そんな思いをするなら、便利に役立ってくれる女子社員といい関係を保ち、 細かい仕事を引き受けてもらえる方がはるかにいいわけです。 そのためには自分もグチグチ言わず、いい上司でいる方が得策と考えるようになります。

法則2、共働きをしている上司を味方につける

あなたの周囲に「共働き夫婦」をしている上司はいませんか?

社内を見渡してみればおそらく数人はいると思います。 共働きを続けている上司というのは「子育てしながら働く女性」にとても理解があります。 自分も奥様と共にあなたと同じ道を歩んできています。

このタイプの上司に 「課長のお子さんがまだ小さい頃はどんな風に保育園へ送り迎えされてたんですか?」

このような質問をたくさん投げかけ、その上司がどのくらい苦労したのかを聞き出します。

まだまだ保育園や学童の環境が整っていない時代に共働きした上司は本当に苦労をしていたはずです。 そんな「苦労話」を人に聞いてもらえるのは、その上司にとってとても気分がいいものなのです。

共働き上司と話す機会を増やし、次第に相談する関係となり、お互いの苦労を理解し合うと、 自然とその上司はあなたのことをフォローしてくれたり、援護してくれるようになります。

苦労していた頃の自分を今のあなたに重ね、その頃の自分を賞賛する思いであなたを応援するのです。

別の上司があなたに「出社が遅い」と文句を言っても「子供はそれだけ時間がかかるもんだよ」と 横から口を出してくれるなど、ちょっとした細かいフォローを入れてくれるようになります。

このような上司の存在があると、あなたが働く環境に安心感が生まれてきます。 子供のいる女性には理解してくれ、守ってくれる存在が必要なのです。 奥様がずっと専業主婦で家庭のことは任せっきり、そんな上司はあなたの苦労がわかりません。 同じ苦労をしてきた上司を上手に味方につけておきましょう。

予測不能な子供の病気や行事に対応するためにはどうしても急なお休みや早退が必要になってきます。 正社員として働く女性としては、仕事にも支障が出る急なお休を避けたいものですがこればかりは仕方ありません。 どうしても取りたいお休みを気持ちよく承認してもらい、理解してもらうととても働きやすくなります。

仕事が休みにくい、こう言う理由で仕事を辞めてしまう女性は後を絶ちません。 少し努力と苦労が必要ですが、上手に上司を取り込んで働きやすい環境を作り出しましょう。

著者:Nicole

大手電機メーカーに21年勤務。宣伝部、研究開発部など様々な部署を渡りあるく。

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