DSCF0314_JPG今回は、typeの人材紹介、エキスパートキャリアアドバイザー中嶋千博さんにお話を伺いました。(インタビュアー鈴木文俊:以下青文字)

中嶋さんのご担当されている領域を教えていただけますでしょうか。

はい、IT業界を全般に担当しています。
職種ですとエンジニア、ITコンサルタント、あとはIT営業の方ですね。
その他には、プロジェクトマネージャーの方などにお会いしています。
IT業界に属している方であれば、エンジニアだけに限らず、様々な職種の方の転職支援を担当させていただいております。

エンジニアと、その他IT職種の方の比率はどれほどでしょうか?

私の場合は、エンジニアの方が半分ほどで、2~3割ほどがITコンサルタントの方、あとはIT営業という割合です。その他、社内SEの方などもいらっしゃいますね。

私はIT業界の方をメインで担当していますが、全体としてはIT・Web業界の方の転職をお手伝いしておりまして、私以外の担当者の中には、Webのディレクター・デザイナーの方などにお会いしている者もおります。

IT業界からWeb業界に転職される方も最近増えてきていますか?

そういうご希望の方は結構いらっしゃいます。
BtoB(IT業界)からBtoC(Web業界)に転職される方が増えてきている印象です。BtoBだと、どうしても閉じられた会社の中で使うシステムという形になるため、そこから一般の人々が使うサービスに携わってみたいという応募者の方が増えています。誰もが使うサービスを自分で作ってみたい、という方が多いです。

現在は、ゲーム業界のみならず、様々なBtoCサービスを展開している企業が以前よりも積極的に採用活動をされている印象です。
Web業界の求人は増えておりますので、新しい分野にチャレンジしたい方には最適だと思います。

年齢的には若い方の方がWeb業界に馴染みやすいですか?

Web業界のシステムの場合、アジャイル開発などでスピード感を持って開発する事が多く、若手で柔軟性がある方のほうが、企業としても受け入れやすいのかなとは思います。

ただ、技術的な基礎がしっかりされている方で、企業が求めるレベルに合致すれば、年齢に関係なく転職できるチャンスはあります。

40歳転職限界説などありますが、IT業界には当てはまりますか?

決して40歳になった途端に、転職ができないということではないです。
40歳の方でも、転職の成功の事例というのはあります。

例えば20代の方であれば、企業が求める条件が5つあったときに、2つか3つ適合していれば他は譲り、採用に至るケースがあります。ただ、40代となると、5つの条件のうち全てに適合していないと採用が難しいケースが多いため、必然的に通過率が下がるということになります。
IT業界では技術レベルが高ければ、年齢に関係なく転職できると考えて問題無いと思います。

ITに特化している競合他社などとの違いは?

DSCF0334_JPG他社との違いは、我々がカウンセリングに非常に力を入れている点だと思います。
スキルだけをみて闇雲に求人をご紹介するわけではなく、その方のスキル、市場価値、今の市場の状況や今後進むべきキャリアを踏まえて、こちらから求人を丁寧にご提案していきたいと、CA全員がそういう気持ちで転職者のサポートに取り組んでいます。

企業様も応募者様もWin-Winになるような転職を実現すべく、弊社は全力でサポートさせていただいております。

短期的な利益を追求して無理やり転職支援を進めても、後々相互にズレが出てきてしまうため、企業様にとっても、応募者様の方にとっても好ましくありません

転職決定数という短期的な目標も企業としては重要なことですし、数字に全く意味がないということではないです。ただ、サービスの質を落とさずに、長期的にサービスの質を高めていく事は、非常に難易度の高いことです。
だからこそ、会社全体で難易度の高いことに取り組み、他社には真似のできない満足度の高い人材紹介会社になろう、と社員一丸となって努力しています。

また、弊社は総合転職エージェントですので、幅広い業界の最新情報を共有しております。IT業界担当とその他業界担当と密に情報を共有しているため、より複眼的なサポートができるのが特化型との違いになるかと思います。

カウンセリングの質といった点で具体的な事例などは?

今後は目に見えない知識というか、ノウハウなどがさらに重視されていくと思います。
我々が間に入るからこそ、いい出会いが生まれるとか、気付きが得られるとか、応募者の方はもちろん、企業様にとってもマッチングの精度が高いと評価していただけるよう差別化を図っています。

例えば企業様に対して候補者の方をご推薦した際に、「ちょっとスキルが合ってないですね。」と言われてしまう事があります。
我々がカウンセリング面談したときの印象で「企業様にマッチしている」と思う場合には、「でもこの方、実はこんな勉強をされています。」とか、「こういう思いで仕事をされています。」などと、スキル以外の“今後の可能性”などをお伝えしています。自己応募ではスキル不足で書類が通過しなかったかもしれない方も、我々がプッシュをすることによって面接に繋がり、実際お会いして、すごくいい方だと判断されて、採用につながるケースもあります。

また、カウンセリング面談時は、“応募者ご自身では気づかれていない可能性を引き出せれば”と意識しています。

例えば、エンジニアの方の中には、持っている技術・スキルを強みとして認識されておらず、当たり前だと思っている方が多いです。
このまま書類を出してしまうと企業様に強みが伝わりませんので、「これだけ見ると企業側にあなたの強みがうまく伝わらず、多分NGになってしまうので、先ほどの自主的に勉強している姿勢をアピールした方がいいですよ」といったように自己PRを載せるようにご提案しています。それによって面接に進む確率が上がる場合が多々あります。

エンジニア職の方は職人気質な方が多い印象なのですが、アピールが苦手な方が多いですか?

そうですね。確かにアピールが苦手な方もいらっしゃいます。
その場合は、こういうところが強みではないか、ということをご本人から話していただかなくても、我々キャリアアドバイザーがカウンセリング面談の中で汲み取り、お伝えすることがすごく重要だと思っています。

例えば、仕事に対する取り組み姿勢やどういう思いでお仕事をされているのかをお伺いし、ソフト面のところでもどういう点が強みなのかを捉えて、それをきちんとフィードバックして差し上げる。
そうすると、自分としては当たり前だと思っていたところが、割と自分の強みに活かせるのかもしれないと、“気付き”につながるのだと思います。

ご自身の中では当たり前のスキルが、企業様にとっては魅力的なスキルであることもあり、明確化されてないスキルを引きだすという部分は、特に意識してサポートさせていただいております。

最近のIT業界での人材ニーズのトレンドを教えてください。

IT業界の求人は、引き続き活況です。
Web系のアプリや業務系のアプリ、それからインフラなどは特に求人が多く、今が転職のチャンスと言えます。

最近のWeb業界では、アプリしかできないエンジニアやアプリしか作ったことがなく、サーバーサイド全然分からない等、そういう方が多いような印象が個人的にあります。

フロントもバックエンドもどちらもできる方は、なかなかいらっしゃらないので、両方できる方はすごく重宝されると思います。

例えば、フロント側のスキルがすごく求められている会社で、実はバックエンドのサーバーサイドのシステムしか出来ません、となるとスキルマッチしていないと判断されてしまいますよね。
その場合は、「この部分はできて、どの部分はまだ足りないが、こういう風に自分で勉強しています」など、実務でのスキルを補填できるというアピールをすることにより、採用される確率を上げることはできると思います。

今すぐ転職するわけでは無い方でも歓迎ですか?

もちろんです。
キャリア形成などの相談でも、お気軽にご来社いただければと思います。
すぐ転職する必要性が無い方で、初めてのカウンセリング面談から半年後や1年後に転職成功される方もいらっしゃいます。またお話しを伺った結果、「それって今の会社でもできませんか?」とご提案することもあります。

その一方で、ご年齢ややりたいことを考えたときに、そんなに悠長にしていられないのではないかな?と思うこともあります。その場合は、逆にそういう方向性であれば、早めに動かないといけないとご提案することもあります。


ただ、無理に転職を勧めるような事は一切ございません
中には、typeの人材紹介に登録したら、即どこかに応募しなくてはいけないように思われている方もいらっしゃいますが、決して無理に転職を勧める事は致しませんので、ご安心下さい。

弊社の場合は、納得感のある転職をしてもらうことを第一として、短期ではなく、長い目でサービス提供させていただくスタンスなので、今すぐ転職を検討されていない方であっても、お気軽にご相談いただければと思います。

 

面談ルーム↓

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左:受付 右:面談ルーム

面談室は完全個室なので安心です。

 

【取材後記】

取材中終始和やかな雰囲気でとても話しやすい雰囲気を演出いただき有難うございました。私の拙い質問にも的確かつとても分かりやすく説明いただきとても助かりました。IT・Web業界知識もとても豊富な方なので、今すぐ転職する意思が無い方でも一度相談してみると新たな発見が期待できるかと思います。